ピルのメリットは避妊だけじゃない

女性と薬品イメージ

ピル、と聞いたらやはり避妊薬というイメージがあると思います。自分もそうでした。ですが、調べていくうちに避妊以外にも様々なメリットがあることがわかりました!せっかく調べたのでここにまとめておこうと思います。

ピルの避妊以外の具体的なメリット

ピルは1日に1回、1錠飲むだけで100%近い避妊効果が得られる経口避妊薬です。ピルには、女性の体内にある女性ホルモンと同じ成分が含まれており、配合されている女性ホルモンの量によって、高容量、中容量、低用量の3種類があります。避妊に使われているのは低用量で、高容量、中容量は病気の治療などに使われています。低用量には避妊効果のほかに様々な副効果があることがわかっています。女性ホルモンのバランスが崩れて起こる症状をピルの中に含まれている女性ホルモンが解決してくれるのです。では、具体的なメリットについて説明します。生理の10日前ぐらいから腰や下腹部痛、吐き気などの症状が起こる場合があります。これは、月経前症候群(PMS)と呼ばれているもので生理が始まると解消されます。月経前症候群の症状が強い方は、女性ホルモンが崩れているのでピルを飲むことで症状が改善されます。また、生理が始まってから起こる下腹部痛や腰痛は、出血量が多いと症状が重くなります。ピルを服用すると子宮の収縮が抑えられるので出血が減り、痛みを抑えることができます。また、出血量を減らすことで子宮内膜症などの病気を予防することも出来ます。毎日ピルを服用することで生理の周期が整ってくるため、生理不順を解消することができます。旅行などで生理予定日をずらしたい時は、事前にピルを飲むことで遅らせることができます。この他には、女性ホルモン量が減少して起きる更年期障害の症状を改善することができます。クリニックでもホルモン療法としてピルが使われています。排卵を抑える効果があるので卵巣がんや子宮の病気の予防に繋がります。ホルモンバランスの乱れは、にきびや肌荒れなどの原因になる場合があります。低用量タイプを服用することで、ホルモンバランスが整えられニキビが解消され美肌に繋がります。このように避妊効果だけでなく様々なメリットがあるのです。

生理不順に悩んでいる方にこそピルをおすすめ

健康な10代から40代ごろまでの女性は28日~35日周期で生理が訪れます。しかし、精神的なストレスや疲労、思春期や40代後半のホルモンのバランスが安定していない時期に生理周期が崩れてしまうことがあります。女性としてはきちんと生理が訪れないと不安になってしまったり、いつ生理になるかわからないので長期間の旅行やイベントも楽しむことができなくなってしまいます。若い女性の場合には生理不順が長引くことで不妊を引き起こしてしまいかねません。そんな時に効果的に生理周期を正す方法としてピルを服用するという方法があります。ピルと言えば避妊のために飲むものだというイメージがありますが、生理不順を改善する効果もあります。ピルは21日間のホルモンが配合された実薬と7日間のホルモンの配合されていない偽薬を飲むか、ピル自体を飲まない休薬期間の28日周期で飲み続けていくものになります。休薬期間になるとピルを飲んでいたことで毎日身体の中に補給されていた女性ホルモン濃度が一気に落ちるため、身体が「生理のタイミングだ」と判断して生理が起こるようになります。ピルに配合されている女性ホルモンをきちんと飲んでいくことで身体がそのリズムを取り、服用をやめた後も生理が周期的に訪れるようになります。また、生理不順に悩んでいる人は卵巣が疲れてしまっていることもあり、ピルを飲んで排卵をストップさせて卵巣を休ませることで服用をやめた後に生理周期が自然と整うようになると言われています。ピルは卵巣を一時的に休ませて排卵をストップさせるための薬のため、子供が欲しいという人も服用をやめれば早ければ1か月ほどで妊娠することは可能になります。

ピルにも種類があり、自分の身体にあったものを

ピルと一言で言っても一種類ではありません。まず低用量とモーニングアフターピルがありこの二つには大きな違いがあります。まず低用量のほうは普段から飲んでおき、子供のできない体内環境を作るというものです。ですので精子が体内に入ってもきちんと薬を飲んでいる限り妊娠する事は有りません。また成分も少なめですので副作用が出ることも少ないのが特徴です。そしてモーニングアフターピルですが普段低用量を飲んでいない方が避妊に失敗した時に緊急で避妊するために服用するものになります。こちらはかなり成分が多いので副作用も出やすくなります。しかし何も対策をしなかった時に比べると高い割合で避妊出来ます。基本的にモーニングアフターのほうは性交の後で使うものであり基本避妊目的で使わないのが賢明です。確実に子供が欲しくない方は低用量の方を使うようにしてください。また低用量にも色々な種類があります。よりホルモンの成分を少なくしたタイプのものがありますが、こちらはホルモンを多く摂取すると副作用が出る方にピッタリです。一般的なホルモンの量になっているピルでしたら重度のニキビやすね毛の多さに悩まされている方にあっています。あとピルには28日タイプと21日タイプがありますがどちらも効き目は同じです、しかし確実に薬の管理のできない不安のある方は28日タイプを使うようにしましょう。というのも21日タイプの方は薬を飲まない期間が7日間設けられていますが管理がきちんとできていない方は薬をのみはじめなければいけない時に飲むを忘れる可能性があるからです。自分の体に合ったものを購入すれば副作用に悩まされることはありませんのでまずは医師に相談しましょう。

▼モーニングアフターピルとも呼ばれ、性行為の翌朝に使用しても効果を発揮する避妊薬です
緊急避妊薬とは